鉄工所からの油流出事故について

鉄工所からの油流出事故(佐賀県 大町町)について

 

8月末日、九州北部に「50年に一度の記録的大雨」が降り、
その影響で佐賀県大町町の鉄工所から油流出してしまいました。
猛烈な大雨によって鉄工所周りだけでなく佐賀県大町町地域一帯が冠水し、
鉄工所工場内のタンクに浸水し最大11万4000リットルの油が流出した可能性があります。
オイルフェンス等で油流出を防ごうとしていますが難航しており、
佐賀県大町町鉄工所周辺の浸水した農地、住宅、病院にまで油が広がっています。

佐賀新聞LiVE
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/419652

 

 

大雨で油が水田に流出した際の影響

 

大雨で油が水田に流れてしまうと大きな悪影響が発生します。
稲を刈り取る前の段階でしたら、もうその稲は収穫できなくなってしまうでしょう。
また刈り取る前であっても刈り取った後であっても、
水田に油流出してしまうと、そこで稲を作ることができなくなってしまう為、
油を含んだ土壌の浄化作業が必要になってしまいます。
場合によってはこの浄化に数年かかってしまう可能性もあります。
水田に限らず田畑でも同じことが言えます。

こういった油流出事故によって水田や田畑で収穫ができなくなってしまうと、
農家の方々の生活に係わってきます。
油流失させてしまった側に過失がある場合は、
その間の農家の方々の生活や浄化作業費を補償する責任が発生することもあります。
近隣で生活する方々の為にも鉄工所等の油・燃料を取り扱う所では、
油の管理は適切に行わなければなりません。

 

 

油が流出した際の対策

 

まず一般的な油が流失した際の対策についてお話いたします。
第一に迅速にセルフェンスのようなオイルフェンス等を張り、
それ以上の油流出の拡散を防ぐことが大切です。
油は水に浮くので拡散が早く、用水路や河川から被害が拡大してしまう為です。
またオイルゲーターのような油吸着分解剤で、
床面や土壌にこぼれた油を回収し雨等で油が流れて拡散することを防ぎます。
油流出で土壌が汚染してしまった場合は浄化しなければなりません。

バイオフューチャーではオイルゲーターや液体バイオ等を使用し、
油流出で汚染された土壌の浄化を行います。
迅速な対応をし被害を抑えることが何よりも重要になってくるので、
普段から油流出事故に備え油処理剤の備蓄をしておくことが大切です。

しかし、今回の佐賀県大町町の鉄工所ような大雨が原因の油流出の場合、
フェンス等で油を堰き止めることが困難です。
大雨で冠水し流出するルートがとても多く、
川も増水し流れがとても速くなってしまう為です。
こういった場合は事態が収まるのを待ち、
油流出した先を浄化することしかできないかもしれません。

油流出に関する土壌汚染の浄化について不明な点ございましたら、
バイオフューチャーまでお気軽にお問い合わせください。