水面の油回収で活躍する油吸着材のご紹介!オイルマットとの違いも解説しています。

水面の油回収について

水面に浮いた油の回収の方法をご存知でしょうか。

まず水面に油が浮いているシーンでは以下のような例が考えられます。

■トラックや重機等の車や機械を使用していると燃料や作動油などが、不慮の事故・メンテナンス不足や人的ミスで漏れ池や河川や海に到達してしまった。

■漏れたオイルが集水桝や集水井戸に溜まって浮いている

■工場や飲食店のグリストラップ(油水分離槽)

この他にも水面の油回収が必要なシーンはたくさんあるかと思います。

どのシーンでも共通する主な対処方法は、「油吸着材・オイルマット等を使用して回収する」ということです。

しかし吸着材やオイルマットにも様々な形状や素材があり、水面の油回収に対してどれを使用したらいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

この記事では水面の油回収で使用されることが多いオイルマットについて、バイオフューチャーおすすめの吸着材、またそれらを使用した水面の油回収の方法についてご紹介したいと思います。

なおグリストラップの清掃につきましては以下のコラムで詳しくご紹介しておりますので、そちらもぜひご覧ください。

グリストラップの清掃頻度と簡単な清掃方法について

水面 回収 道路

 

水面の油回収で使用されるオイルマットについて

水面の油回収をする資材といえばオイルマットを思い浮かべる方が多いと思います。

オイルマットにも様々な製品がありますが、ポリプロピレンでできた白いマット状の物が最もポピュラーです。

一般的なオイルマットは水面に浮かべても水を吸わず油を吸う疎水性があり、水面の油と接触することでポリプロピレンの内部に回収する性質があります。

水面に浮いている箇所に対してオイルマットを浮かべ、油が吸着したらオイルマットを回収します。

使用方法が簡単で、マット状になっているため水面からの回収も容易であるという点がオイルマットの長所です。

オイルマットの中には使用すると沈みやすくなってしまう物もあり、そうなると水面の油と接することができずしっかり回収できなくなってしまうため、吸着後の沈みやすさには注意が必要です。

またオイルマットは水面に浮かべた際に高さがないため、河川等の流れがある場所ではオイルマットの上を油が流れてしまう可能性もあります。

さらにポリプロピレン製のオイルマットは焼却性が良くなく処分が難しい、焼却する際の負荷が大きい、焼却する際に有毒ガスを発生させてしまう場合もあるという処分の観点からの短所もあります。

水面 回収 オイルマット

 

水面の油回収で活躍するバイオフューチャーのセルソーブ

水面の油回収で活躍する吸着材セルソーブのご紹介をします。

バイオフューチャーのセルソーブは天然セルロースを特殊加工した綿状の油吸着材です。

 

水面 油回収 油吸着材セルソーブ

 

原材料の古紙を再利用してできた製品なので、ポリプロピレン製の吸着材と比較すると環境に優しいエコな商品となっています。

使用方法はオイルマットと同様に水面に浮いた油に対して投入し、接触することで瞬時に内部に取り込み、自重の約10倍程度の重さの油を吸着することができます。

一度吸着すると再溶出しないので二次汚染の心配はありません。(飽和状態の場合を除きます)

水面の油回収をした後のセルソーブは金網等で回収しますが、とても軽い素材なので回収も容易です。

綿状なので使用量の調整もしやすく、厨房のグリーストラップの水面に浮いたオイルの回収でも活躍します。

セルソーブを使用して定期的に水面に浮かぶオイルの回収を行うことで、バキューム等での大規模な清掃の回数を減らし、コストダウンすることが可能です。

また、セルソーブは原材料が古紙なので焼却処分も容易で、通常の焼却炉でも焼却処分が可能です。

セルソーブを不織布に入れマット状にしたセルマットという製品もあり、一般的なオイルマットと同様の使用方法で回収をすることもできます。

セルマットはセルソーブの長所を残しつつ使用後の回収がしやすくなっており、また燃料やオイルが漏れやすい箇所に設置したり、漏れる可能性を伴う作業をする際に下に敷いておく、という使用方法もできます。

水面 回収 セルマット

 

 

水面に流れる油を堰き止める・回収する際に活躍するセルフェンス

水面に油が流出してしまった場合、汚染被害を抑えるためには、必ず拡散を防止しなければなりません。

特に漏れた燃料やオイルなどが側溝や雨水管等を伝い河川に到達してしまうと、痕跡を残しながらどんどんと拡散していってしまいます。

そうすると浄化しなければならない水面の範囲、浄化にかかる費用・手間が膨大に増えてしまいます。

そこで水面への拡散の防止で活躍するのが、セルソーブをネットに入れてフェンス状にしたセルフェンスです。

水面 回収 セルフェンス

 

水面へ燃料やオイルなどが漏れた際にセルフェンスを側溝や集水桝、河川や河川への流入口へ設置することで、拡散を防止します。

セルフェンスはオイルマットとは異なり厚みがあるので流れがある河川等に設置しても、油がセルフェンスの上を通り抜けにくくなっています。

写真のように繋げたセルフェンスとセルソーブと併用することで、より確実に河川に流れる水面の油回収を行うことができます。

 

水面 油回収 セルフェンス使用

 

 

水面の油回収で活躍する資材がセットになったスピルキット

水面の油回収で活躍するバイオフューチャーのスピルキットをご紹介します。

スピルキットは燃料やオイルが漏れた際の一次処理で活躍する製品がセットになった、ボストンバッグ状の対策品セットです。

水面 油回収 スピルキット 水面 油回収 スピルキット バナー

先述した水面に使用できるセルソーブ、セルマット、セルフェンスに加え、土壌やコンクリート・アスファルトに漏れた燃料やオイルを回収するためのオイルゲーター、その他に対油用のゴム手袋やごみ袋といった対策品が入っています。

スピルキットはボストンバッグ状なので場所を取らないため保管しやすいですし、車やトラックにも積んでおくことができます。

スピルキットの使い方をご紹介しているページもありますので、よろしければそちらのページもご覧ください。

リンク:スピルキットの使用方法をご紹介!オイル漏れ対策品セットは事故の一次処理で活躍します!

 

水面の油回収・吸着材に関するご相談はバイオフューチャーへ

今回は水面の油回収方法と、それに使用する吸着材・オイルマットについてご紹介しました。

水面でも使用できるセルソーブやセルマット・セルフェンスは、使用方法も簡単でしっかりと回収でき、環境にも優しい吸着材です。

またこれらの油回収の対策品がセットになったスピルキットも、万が一のオイル漏れが起きた際の一次処理で活躍します。

そのため、事故が起きる可能性がある場所での備えとして最適な油回収対策品セットです。

水面の油回収に関してや、燃料やオイル漏れの事故の備えに関するご相談、吸着材セルソーブやスピルキットに関するお問い合わせはバイオフューチャーまでお気軽にご連絡ください。

汚染された水面の浄化や事前対策の実績が多数あるオイル漏れ対策のプロが、現場に合った最適なご提案をいたします。

 

水面 油回収 道路