土壌汚染対策業者や調査会社の選び方、浄化の費用・事例をご紹介

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土壌汚染対策の業者選定は浄化方法の確認が重要

業者の選定には、汚染物質に対応した浄化方法を行っている業者かどうか、しっかり確認することが非常に重要です。なぜなら、土壌汚染対策は業者によって対応できる浄化方法や汚染物質の種類が異なるからです。

例えば、当社バイオフューチャーでは、バイオレメディエーションによる浄化方法を取り入れています。また、鉱物油などの油や、テトラクロロエチレンなどの有機物による土壌汚染の浄化は対応可能ですが、鉛などの重金属についてはバイオで浄化することができません。

また、業者選定の際は、周辺環境の状況も考慮する必要があります。

例えば、重機を使用する掘削除去の場合、周囲の道路が重機が通れるほどの広さでないと工事できません。また、原位置浄化の場合、カチカチに硬くなった土壌だとバイオや薬剤が浸透しにくいため、原位置浄化は不向きといえます。

これらに加えて、予算や浄化作業の期間、さらには環境への影響など、さまざまな要素を総合的に判断することが重要です。

土壌汚染対策業者に見積もりを依頼し、業者のサービス対応なども含めて条件に最も適した業者を選びましょう。

 

土壌汚染対策業者をお探しの方はバイオフューチャーまでご連絡ください!

土壌汚染対策業者をお探しでしたら、バイオフューチャーにお任せください。

バイオフューチャーは、バイオ(微生物)の力を活用して汚染物質を浄化する「バイオレメディエーション」の専門業者です。1995年の会社設立から25年以上、豊富な知識と技術を活かし、さまざまな現場で土壌汚染対策に取り組んでまいりました。

近年、土壌汚染に関するさまざまな問題が発生しており、なかには訴訟にまでつながるケースもあることをご存知でしょうか。土壌汚染の可能性がある場合、まずは土壌汚染調査を実施し、土壌汚染対策業者に浄化を依頼する必要があります。

しかし、土壌汚染の可能性があるとわかったところで「そもそも土壌汚染対策にはどんな方法があるの?」「土壌調査や浄化をどこの業者に依頼したら良いの?」と疑問に思われる方もいらっしゃると思います。

このコラムでは、土壌汚染の調査・浄化方法について、土壌汚染対策業者の選び方、バイオフューチャーが提供する浄化方法のメリットや浄化事例についてご紹介しますので、土壌汚染対策業者の選定にお役立てください。

 

調査と土壌汚染対策(浄化)の種類について

調査や土壌汚染対策(浄化)の種類について解説します。

土壌汚染調査や土壌汚染対策にはさまざまな方法があります。土壌汚染対策の基礎知識として、方法の違いをしっかり理解しておきましょう。

  • 1.土壌汚染調査

土壌汚染調査では、実際に土壌汚染が発生しているかどうか、土壌汚染が確認された場合にはどの程度なのかを把握します。この調査には以下の3種類があります。

地歴調査 土地の利用履歴を資料等から調査する。
土壌表層調査(ガス調査) 表層(浅い範囲)で土壌試料やガスを採取し、平面的な汚染状況を調査する。
ボーリング調査 深く穴を掘り、土壌や地下水にどの程度まで汚染しているかを調査する。

 

なお、土壌汚染調査は、環境省に指定された指定調査機関に依頼することが一般的です(環境省のサイトにて業者一覧の確認が可能)。

 

  1. 2.土壌汚染対策(浄化)

土壌汚染対策についても大きく分けて3種類あります。それぞれの方法にメリットやデメリットがあり、費用や期間も異なります。どの方法が適しているかは、汚染や周囲の状況、お客様のご要望によって異なります。

掘削除去 汚染した土壌を掘削してその場所から運び出し、新しい土壌を入れる方法。
オンサイト浄化 汚染した土壌を掘削して現地で薬剤等により土壌を浄化し、土壌を無害化したうえで埋め直す方法。
原位置浄化 汚染した土壌にバイオや薬剤等を注入し、土壌を掘削せず浄化する方法。

 

土壌汚染対策・改良にかかる費用は?

土壌汚染対策・改良にかかる費用は、何によって汚染されているか、また汚染の範囲などによって異なります。今回は、バイオフューチャーでも土壌汚染改良の実績が多いテトラクロロエチレン(塩素系有機化合物)と油による汚染の改良費用をご紹介します。

  • ・油による汚染・・・1㎥あたり1.5万~5万円
  • ・テトラクロロエチレン等の塩素系有機化合物による汚染・・・1㎥あたり1万円前後

※弊社の製品を使用した場合の費用です。

上記の費用について、より詳細を知りたい方は以下の記事もあわせてご覧ください。

土壌汚染の改良費用の目安はいくら?土壌汚染の調査や浄化にかかる費用をご紹介します

 

バイオフューチャーはバイオの力で土壌汚染を浄化します

バイオフューチャーはバイオレメディエーションによって土壌汚染の浄化を行う土壌汚染対策業者です。

バイオレメディエーションは「bio=微生物」による「remediation=修復」という意味で、環境浄化技術の一つです。バイオの力を活用し、土壌や水、空気などの環境の浄化を行います。

土壌汚染対策 業者 浄化事例

 

環境に配慮した取り組みが求められる近年、土壌汚染対策においてもバイオレメディエーションへの関心が高まっています。

ここからは、バイオフューチャーにおけるバイオレメディエーションの特徴について3つご紹介します。

 

安全なバイオを使用するので人や環境への負荷が小さい

バイオフューチャーでは安全性の高いバイオを使用しており、人や環境への負荷が小さいことが特徴です。

バイオフューチャーが取り扱うバイオ製剤は、納豆菌と同程度の安全性を持つもので、人の肌に触れても、生物に接触しても問題ありません。この高い安全性はSDGsの観点からも非常に評価されており、環境に配慮した浄化方法として注目を集めています。

例えば、掘削除去などの土壌浄化方法の場合、重機を使って汚染土壌を掘り起こす際や、汚染土壌や清浄土を運搬する際に出る排気ガスの増加など、環境への負荷が懸念されます。また、汚染土壌の焼却処分による環境への影響も無視できません。

これに対し、バイオレメディエーションは、このような問題を回避しながら効果的に土壌汚染を浄化できます。

 

他の除去方法と比べ、安価に浄化することができる

バイオレメディエーションは他の浄化方法と比べて、比較的安価に浄化することができます。

バイオによる浄化は掘削除去に比べて、多くの重機や労働力を必要としないことが多いです。また、大量の土を新たに用意したり、汚染土壌を処分するための高額な費用が発生しないため、全体的な費用を大幅に抑えられます。

ただし、バイオによる分解・浄化には比較的時間がかかります。そのため、できるだけ早く解決したい場合には、他の浄化方法を検討されると良いでしょう。

 

バイオフューチャーで浄化できる土壌汚染

バイオフューチャーで浄化できる土壌汚染の範囲は広く、さまざまな汚染物質に対応しています。

ガソリンや軽油、ベンゼンなどの鉱物油由来の石油性炭化水素から、テトラクロロエチレンやトリクロロエチレンといった塩素系有機化合物まで、幅広く対応可能です。また、食品加工場から発生するタンパク質や脂質による有機物汚れにも対応しています。

これらの浄化にあたっては、営業中もしくは廃業したガソリンスタンドやクリーニング工場、鶏肉加工場からの排水など、さまざまな場所で実績があります。

発生した汚染状況に応じて、バイオフューチャーは豊富な知識と経験を活かし、確実に土壌を浄化しますので、安心してお任せください。

 

バイオフューチャーの土壌汚染浄化工事事例をご紹介

バイオフューチャーで土壌汚染浄化を行った工事事例をご紹介します。

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バイオフューチャーは土壌汚染対策の中でも、油汚染による土壌の浄化に多く対応しています。そのうち、ガソリンスタンド跡地で発生した土壌汚染対策についてご紹介しますので、ぜひご参考ください。

いずれも浄化前は汚染濃度が非常に高い状態でしたが、浄化後は健康や環境に問題のない状態となりました。

【ガソリンスタンド跡地の油汚染土壌対策】

浄化基準 ベンゼン 0.05mg/L 以下
浄化取決め値 土壌油分 1,000mg/kg 以下
地下水油分 5mg/L 以下

 

  • ・事例1
場所 兵庫県
汚染濃度 土壌油分:11,900mg/kg(n-ヘキサン)
土壌ベンゼン:0.05mg/L
11.9倍
5倍
汚染土壌量 約2,000㎥
使用製品 オイルゲーターおよびバイオ製剤HC併用
浄化期間 8か月

 

  • ・事例2
場所 埼玉県
汚染濃度 土壌油分:24,000mg/kg(n-ヘキサン)
地下水油分:890mg/L
24倍
178倍
汚染土壌量 約3,200㎥
使用製品 オイルゲーターおよびバイオ製剤HC併用
浄化期間 3か月

 

  • ・事例3
場所 大阪府
汚染濃度 土壌油分:1,100mg/kg(n-ヘキサン)
土壌ベンゼン:0.02mg/L
地下水ベンゼン:0.043mg/L
1.1倍
2倍
4.3倍
汚染土壌量 約580㎥
使用製品 バイオ製剤HC
浄化期間 14か月

 

 

土壌汚染対策業者をお探しの方はバイオフューチャーまで!

土壌汚染対策業者をお探しでしたら、バイオフューチャーにお任せください。

土壌汚染対策 業者 相談

今回のコラムでは、土壌汚染の調査・浄化方法について、土壌汚染対策業者の選び方、バイオフューチャーが提供する浄化方法のメリットや浄化事例についてご紹介しました。

一口に「土壌汚染対策」と言っても方法はさまざまで、業者によって対応できる汚染物質や得意とする浄化方法があることをご理解いただけたことと思います。

土壌汚染対策業者を選ぶ際には、発生している可能性のある汚染物質がどの業者なら対応できるのか、また土壌調査の結果や周辺状況に応じてどの浄化方法が適しているのか、しっかり検討しましょう。専門知識を持つ土壌汚染対策業者に相談すれば、適切なアドバイスを受けられます。

土壌汚染対策業者のバイオフューチャーは、環境に優しいバイオレメディエーションで浄化します。バイオレメディエーションは安全性が高く、他の浄化方法と比べて安価な浄化方法です。浄化から浄化後のモニタリング、行政への報告まで一貫して対応することも可能です。

また、バイオフューチャーでは浄化工事だけでなく、資材の販売も行っておりますので、幅広いお客様にご利用いただいております。

急を要する案件であっても、お客様に寄り添いながら迅速に対応いたしますので、土壌汚染対策業者をお探しの方やバイオレメディエーションに関するご質問などは、土壌汚染対策業者のバイオフューチャーまでご連絡ください。

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