農業のためのバイオ

植物と微生物の関係

自然界を支え、人々の食生活も豊かにしてくれる植物は、
葉の光合成と根から必要な養分を取り入れて、
エネルギーを行きわたらせることで成長します。
人の体でいう、光合成は呼吸、根は腸からの栄養吸収のようなはたらきがあるのです。
しかし、植物は食物を分解して吸収しやすくする、消化器のような力は備わっていません。

そのかわり、根圏(根のまわり)にいる微生物が、
土の中の有機物を細かく分解し、アンモニアやリン酸などの
植物の成長に必要な栄養分に変えて、根から吸収しやすくしてくれます。
また、植物の光合成によって作られた糖や、根から分泌されたアミノ酸は、
微生物には欠かせない栄養になります。
このように微生物と植物は、お互いに栄養を与えながら共生関係を築いるのです。
バイオ製品で植物を健康にします。

現代の農薬や化学肥料では、植物の成長に大きくかかりのある
根圏の微生物を減少させてしまい、植物を元気に育てる環境が整っていないといえます。

バイオフューチャーの土壌用プロバイオティクス製品「ビオタマックス」では、
・有用微生物の増加
・有機物の分解促進
といった効果がありますので、植物を健康に育てることができるようになります。
実際に野菜の他、樹木にも効果がありました。
【プロバイオティクス】とは、有用微生物を与えて健康にすることを意味しています。

微生物が豊富になり、土壌の質が良くなることで、
農産物の根のはりが活発になるため、成長が良くなります。
それから、枯れにくく、植物の収穫期間も長くなること、
作物の収穫量・収穫回数が増え、収穫後の日持ちも良く、味が良くなるなどの
効果を期待できます。

このように微生物を用いた農法を微生物農法といいます。