発電機の油漏れ対策方法やおすすめの油漏れ対策品について詳しくご紹介!
発電機の油漏れ対策~油漏れしたらどうなる?~
発電機からの油漏れ対策にはどんな方法があるのでしょうか。
まずは発電機から燃料が漏れてしまうとどうなってしまうのか、どのような被害があるのかを解説します。
私たちの生活は電気によって支えられており、電気があると無いとでは生活の便利さには雲泥の差があります。
いつも家やオフィスでは当たり前のように手に入る電気も屋外では簡単には手に入りませんが、そこで活躍するのが発電機です。
発電機はガソリンや軽油等の燃料によってエンジンを駆動させ磁石やコイルを動かすことによって発電することができます。
発電機により、キャンプ等の屋外のレジャーや工事や建設現場といった屋外での活動で電気を使用することができるようになります。
とても便利な発電機ですが、燃料を給油する際にこぼしてしまったりといった人的ミスや、発電機のメンテナンス不足で配管やバルブの破損が原因の事故も少なくありません。
少量でも漏れたら問題ですが、工事現場や建設現場で使用される大型の発電機は使用する燃料の量も数百リットルと多く、発電機のパーツの破損や人的ミスで油漏れが起きてしまったら大事故に繋がりかねません。
発電機から燃料が漏れてしまったら、対策を怠るとそこから時間経過と共にどんどんと土壌や側溝から燃料が広がっていき、用水路や河川に到達してしまうとそこから更に汚染範囲の拡大は加速してしまいます。
発電機の燃料流出による環境汚染の浄化にかかる費用や、汚染による悪影響を受けた周辺で農業や漁業等を行っている方への賠償は、燃料をこぼした人が負担しなければなりません。
発電機から漏れた燃料による環境汚染や浄化にかかる費用を抑えるには、適切で迅速な対応を行うことが重要です。
発電機からコンクリートやアスファルト等の地面に油漏れした際の対策
発電機からコンクリートやアスファルトに油が漏れてしまった場合の対策と言っても、漏れた箇所によって適切な対処方法は異なってきます。
そこで始めに、発電機から燃料がコンクリートやアスファルトといった地面に漏れてしまった場合の対策についてご紹介します。
発電機からコンクリートやアスファルトに漏れた場合、対策を怠ると燃料が側溝に流れてしまったり、人や車のタイヤが油を踏み汚染が広がってしまうため、迅速に対策を行うことが求められます。
発電機からコンクリートやアスファルト等へ漏れた油の流出源を特定し止める
発電機を使用する際に流出事故がある場合、多くは給油の際の人的ミスやメンテナンス不足による配管やジョイントといったパーツの故障が原因となることが多いです。
前者の場合はすぐに気付けるため、発電機の燃料流出もすぐに止められますが、後者の場合はわかりにくいこともあるのでなるべく早く原因を特定し流出を止める必要があります。
特に大型の発電機の場合は燃料の容量が数百リットルある場合もありますので、新たな燃料の流出を止めなければ被害が大きくなってしまいます。
発電機からコンクリートやアスファルト等へ漏れた油の拡散を防止する
発電機から流出した燃料がそれ以上拡散しないよう、近辺の側溝や水が通る箇所にバイオフューチャーのセルフェンスのような油吸着材やオイルフェンスを設置します。
拡散防止の作業を怠ると、発電機から流出した燃料が雨等で流され用水路や河川へ流れ出て、最悪の場合海まで到達し、汚染の被害が爆発的に拡大する可能性があります。
被害を最小限に抑えるためにも、初期の段階で油拡散防止の作業を行います。
発電機から漏れた油を可能な限り回収する
拡散防止作業を終えたら、発電機から流出した燃料の回収の作業に入ります。
発電機から流出した燃料がコンクリートやアスファルトの地面にこぼれてから時間が経過している場合は、バイオフューチャーの剥離が得意な洗浄剤を散布し、可能な限り染み込んだ油を浮かび上がらせます。
浮かび上がらせた油と洗剤を軽くウエスで回収した後、バイオフューチャーの油吸着分解剤オイルゲーターのような吸着材で吸着回収します。
コンクリートやアスファルトには凹凸があり、その隙間にも発電機から漏れた燃料が入り込んでいるため、マット状や綿状の吸着材ではなくオイルゲーターのような粉状の吸着材をお勧めします。
オイルゲーターは粉状で細かい隙間に入った発電機の燃料も吸着できますし、接触することで瞬時に吸着し、一度吸着したら再溶出しません。
吸着した後は可能な限り回収しますが、油はオイルゲーターに含まれる微生物によって時間をかけて分解されますし、オイルゲーター自体も天然成分でできているので無理に回収する必要はありません。
発電機から土壌に油漏れした際の対策
発電機から土壌に油漏れした際の対策についてご紹介します。
発電機から土壌に油漏れした場合、対策が遅れると土壌の質によっては漏れた燃料がどんどんと地下へ浸透していきます。
土壌に浸透した油が地下水へ到達してしまうと、地下水に乗って一気に拡散してしまう可能性があるため、やはりこちらも適切な対策が必要です。
発電機から土壌に漏れた油の流出源を特定し止める
発電機から土壌に油漏れした場合はコンクリートやアスファルトやアスファルトに漏れた場合と同様に、まずは流出源を特定し、新たなの流出を止めることが最優先事項です。
発電機から土壌に漏れた油の拡散を防止する
こちらもコンクリートやアスファルトに発電機の燃料が漏れたケースと同様に、汚染が広がらないようにセルフェンスのようなオイルフェンスを設置します。
近くの側溝や小川にセルフェンスを設置することで、それより先に流れ出ることを防止できます。
発電機の油漏れから時間が経過していて地下水に到達している恐れがある場合、地下水の流れる方向を調べその先の河川等にセルフェンスを設置することも有効です。
発電機から漏れた油を吸着・分解する
発電機から漏れた燃料によって汚染された土壌に対し、オイルゲーターのような油吸着分解剤を散布して、スコップや重機で撹拌します。
オイルゲーターは粉状で、油と接触することで瞬時に内部に油を取り込むので、汚染範囲に適切な量を散布ししっかりと撹拌することが重要です。
また発電機から漏れた油が大量であったり時間が経過してしまっていると汚染範囲が広い可能性があるので、場合によっては専門の業者へ地質調査を依頼する必要が出てくる場合もあります。
オイルゲーターを散布ししっかりと攪拌することで、油はオイルゲーターの内部に取り込まれ時間をかけて分解されていきます。
また、オイルゲーターは天然成分でできていますので、使用後は回収の必要はなく産業廃棄物として処理する必要もありません。
発電機の油漏れ対策で活躍するスピルキット
発電機から油漏れが起きてしまった場合の対策方法についてご紹介してきましが、早く適切な対策を行うことの重要性はご理解いただけたでしょうか。
そのためにも発電機を使用する場合、日頃から油漏れ対策品を常備しておき、油漏れ対策方法を確認し周囲の方と共有しておくことが被害を抑えるポイントになります。
そこでお勧めするのがバイオフューチャーのスピルキットです。
スピルキットは油漏れ対策品が入ったボストンバッグ状のセット品で、これがあれば油漏れが起きた際の一次処理ができます。
先ほど発電機の油漏れ対策方法でご紹介したオイルゲーター、セルフェンスに加え、水に浮いた油を回収する際に活躍する油吸着材セルソーブ・セルマットや、対油用ゴム手袋やゴミ袋が入っています。
ボストンバッグ状なのでさほど場所を取りませんし、トラックや重機や車にも積んでおくことができるので、発電機を使用する方はスピルキットを常備しておくことをお勧めします。
発電機の油漏れ対策や対処方法でお困りの方はバイオフューチャーへ
発電機の油漏れ対策方法や、油漏れ対策品として万が一の時に活躍するスピルキットについてご紹介してきました。
発電機は人的ミスやメンテナンス不足で油漏れが起きやすく、その際は迅速で適切な対応をできるかどうかが重要なので、汚染の被害やかかる費用を抑えるためにもスピルキットのような油漏れ対策品を常備しておくことを強くお勧めします。
発電機からの油漏れが起きてしまった場合や、油漏れ対策品を検討している方、またスピルキットやオイルゲーターといった対策品にご興味がある方は、お気軽にバイオフューチャーまでご連絡ください。
油漏れ現場の浄化や事前対策の実績が多数ある我々バイオのプロが、現場に合った最適なご提案をいたします。