微生物を用いた環境浄化の例(バイオレメディエーション)をご紹介!

クリーニング工場 土壌汚染 バイオレメディエーション

微生物による環境浄化の例をご紹介する前に

微生物による環境浄化の例を紹介する前に、微生物(バイオ)と聞いてどのようなことを思い浮かべるでしょうか。

例を挙げると、理科の教科書に載っているような顕微鏡の写真や、 納豆やヨーグルトのような食品を思い浮かべる人が多いかもしれません。

微生物は人間や動物や植物、自然環境の中にも無数に存在し、 様々な役割があります。

その微生物の役割の一例として環境の浄化があり、これを「バイオレメディエーション」といいます。

我々バイオフューチャーはバイオレメディエーションの技術を用いて、 様々な環境浄化を行っています。

今回は微生物を用いた環境浄化の メリット・デメリットや、バイオフューチャーが行っている環境浄化の例を紹介していきます。

 

微生物 環境浄化 例 自然環境

 

 

微生物による環境浄化(バイオレメディエーション)のメリットとデメリット

微生物で環境を浄化するバイオレメディエーションの、メリットとデメリットについて紹介します。

これまでに微生物を活用した例がない方は、メリット・デメリットを知ると、どういった時に使用できるのか具体的な例が見えてくると思います。

記事の後半で実際に行った微生物の環境浄化の例もご紹介しますが、一度メリット・デメリットにも目を通しておくと良いでしょう。

 

微生物を用いた環境浄化のメリット

微生物を使用することの大きなメリットとして、 環境や人体に優しく悪影響が少ない、ということが挙げられます。

昨今では環境浄化を行う際には環境に対する影響が重要視されており、 環境に悪影響を与える化学物質の使用は避けられ、 環境に優しいバイオによる環境浄化が注目を集めています。

また他の方法と比べると、比較的安価に行えるのが微生物による環境浄化のメリットの一つです。

ちなみに今回ご紹介する微生物による環境浄化の例は、実際に当社が対処した実績の一例でもあります。

当社の環境浄化の例を見れば、より多くのメリットがあることも分かるでしょう。

微生物 環境浄化 例 水面

 

微生物を用いた環境浄化のデメリット

微生物を用いた環境浄化のデメリットは、 浄化期間が長くなりがち、ということが挙げられます。

微生物が浄化対象の物質を時間をかけて分解する為、 効果が現れるまで数週間から1,2ヶ月程度、 浄化が完了するのに数か月~数年と期間が長くなってしまうことが多いです。

また汚染の濃度が濃いと微生物に対する負荷が大きく分解に通常以上の時間がかかるので、高濃度の汚染の浄化には適さないという点もデメリットの一つです。

 

微生物を用いた環境浄化の例

微生物を用いた環境浄化の例を挙げ、実際にどのように活用されているのかをご紹介します。

今回ご紹介する環境浄化の例は、バイオフューチャーが実際に行った実績の一例です。

実際に使用したアイテムもご紹介しておりますので、微生物の環境浄化に興味を持っている方や使用した例がない方は、ぜひ当社で行った環境浄化の一例をご参考ください。

 

微生物による土壌汚染の浄化の例

まずはじめに紹介する環境浄化の一例は、土壌汚染の浄化に微生物が活用された例です。

燃料タンクから油が土壌へ流出し、 広範囲が油により汚染された現場の環境浄化を行いました。

この土壌汚染に対してバイオフューチャーの粉状の油吸着分解剤オイルゲーターと、鉱物油分解菌の液体バイオHC使用しました。

オイルゲーターは油と接触することで油を内部に取り込み、 内部に存在する微生物によってその油を時間をかけて分解され、水と二酸化炭素になります。 微生物 環境浄化 例 油吸着分解剤オイルゲーター タンク 対処法 油吸着分解剤オイルゲーターバナー

 

液体バイオHCも同様に油を接触することで油を分解し、水と二酸化炭素にします。

今回の環境浄化の例では、オイルゲーターを汚染土壌1㎥に対して1袋(12kg/)の割合で撒き、 油と接触する為にバックホーで撹拌しました。

また液体バイオを汚染範囲全体に撒布するのに加え、 更に深部にも液体バイオを行き渡らせる為に汚染カ所に応じた長さの注入管を打ち込み、 その注入管から土中へ直接液体バイオを注入しました。

今回ご紹介した土壌汚染の一例では行いませんでしたが、他の方法でも微生物による環境浄化は可能です。

例を挙げると、より確実に浄化を行う「バイオリアクター方式」 という方法もあります。

これは集水井戸を設置し、油を含んだ水を集めて汲み上げ、 バイオが入ったタンクの中で一定期間反応させてから再度土壌へ返すことを繰り返す方法です。

今回は、油による土壌汚染の現場の微生物による環境浄化の例を紹介しましたが、 それ以外にもトリクロロエチレンによる汚染(クリーニング店跡地)等、 バイオは様々な土壌汚染を浄化することができます。

 

微生物 環境浄化 例 土壌の浄化

 

 

微生物を用いた水質浄化の例

次に紹介する環境浄化の一例は、水質の浄化に微生物が活用された例です。

水質の浄化で一番多く微生物が活用されている場面の例を挙げると、 工場や飲食店、ビルの浄化槽等、様々な排水に定例的に活用されます。

飲食店に設置されているグリストラップの清掃につきましては以下のコラムでもご紹介しておりますので、あわせてご覧ください。

グリストラップの清掃頻度とバイオを用いた清掃方法を知りたい方はこちら

工場の排水は水質汚濁防止法によって、 有害物質やBODやCODといった数値の基準値が設けられており、 排水の数値がその基準を超えてしまうと例に漏れず行政指導や罰則が課せられます。

この基準を超えない為の対策の一例として、排水に対象の物質を分解する液体や固形のバイオを投入します。

バイオを投入するのを定例化するだけで手間がかかりませんし、環境や人体に悪影響がなく安全に処理ができます。

水質の浄化に関しては他にも、湖沼や池に発生した藻や汚泥の微生物による環境浄化も行った例もあります。

 

微生物 環境浄化 例 バイオによる水質の浄化

 

 

微生物を用いた空気の浄化の例

最後に紹介する環境浄化の例は、微生物を用いた空気の浄化の例です。

微生物を用いた空気の浄化で最も一般的な例は消臭です。

バイオフューチャーでは、微生物が悪臭の元をバイオによって分解するエアゾールのバイオ消臭剤OE-1を製造・販売しています。

 

 

バイオ消臭剤OE-1は空間や物の悪臭に対してスプレーすることで、 微生物が悪臭の元に付着し水と二酸化炭素に分解します。

悪臭全般に対して効果がありますが、 掃除はしにくいけれど臭いが気になりがちな車の車内やエアコン、洗濯しにくいスーツ等の衣類の悪臭に最適です。

また例のメリットにもありましたが、安全な微生物を使用しており、人体や環境に優しく肌に触れたり口に入ってしまったりしても安全です。

そのため、ペットや赤ちゃん周り・介護の現場でもご愛用いただいております。

ここでは空気の浄化の一例をご紹介しましたが、その他にも 印刷工場等で問題になっているVOC(揮発性有機化合物)を分解するバイオもあり、印刷工場等に安価に設置できる浄化装置も現在開発に取り組んでいます。

 

微生物 環境浄化 例 微生物による空気の浄化

 

 

バイオによる環境の浄化の例やバイオレメディエーションに関することはバイオフューチャーへ

ここまで微生物による環境浄化の例(バイオレメディエーション)を紹介してきましたが、 他にも様々な微生物による環境浄化の実績や事例があります。

今回ご紹介したのはほんの一例です。

特に水や空気の浄化は定例的に行う必要があり、より環境を考えた微生物の環境浄化がおすすめです。

ここで紹介した微生物による環境浄化の例や、 その他バイオレメディエーションに関することで、 ご質問などございましたら当社までご連絡ください!

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