コンクリートに油染みが!車や機械からの油漏れ対処法ガイド

コンクリートの油染みの対処方法

コンクリートの油染みは燃料などをこぼした時の対応の仕方によって防ぐことができます

まずはコンクリートに染み込む前に漏れた燃料を回収しなければなりません。

燃料拡散の防止には以下のようなアイテムを使用します。

  • セルフェンス・・・側溝や近くの川などに漏れないよう拡散を防ぐ
  • 専用クリーナー・・・漏れた燃料が染み込む前に、専用クリーナーを用いてオイルを浮かせる
  • 油吸着材・・・クリーナーで浮かせたオイルを吸着し、回収する

これらを用いることで、油染みを防ぐことができます。

バイオフューチャーには、油漏れや油染み対策について 「どうやって対策・対処をしたらいいか」 というご連絡をいただきます。

油漏れは滅多に起こることではなく、 対処方法があまり頭に入っていない、コンクリートへの油染み・汚染対策をしていなかったというのは仕方がないことです。

コンクリートに油染みができないようにする一番簡単な方法は、油染みになる前にすぐに 「バイオフューチャーへご連絡ください!ということです。

コンクリートへの油染み対策のご相談は、 こちらの電話番号(03-5272-1678)か、 お問い合わせフォームからご連絡ください。

 

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バイオフューチャーはコンクリートの油の浄化を数多く行ってきており、いち早くご連絡いただければ、油染みになる前に素早く対処します。

現場やご希望に沿った対処方法、また油染み・汚染対策をバイオのプロがご提案いたします。

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またこの記事では過去にバイオフューチャーにご連絡いただき、コンクリートの油染み対策や処理作業を行った現場事例を紹介します。

 

コンクリートへ燃料漏れが起きた際の影響

コンクリートへの燃料漏れを早急に対処しないと何が起こるのか、事例をご紹介する前に説明していきたいと思います。

まず一つ挙げられるのはこぼれた燃料などを放置すると、 コンクリートへじわじわ広がったり雨に流されることで汚染がどんどん広がってしまいます。

燃料が用水路や側溝等に入り川に到達すると海にも広がり、 そこから一気に汚染が拡大していきます。

 

油漏れイメージ

 

汚染が拡大すると浄化する場所が増えるだけでなく、 周辺で生活する人々への賠償も大きくなっていく可能性があります。

またコンクリートに広がると、早めに対処しなければコンクリートに染み込み、油染みができてしまいます。

燃料やコンクリートの種類にもよりますが、油染みによってコンクリートが劣化する可能性もあるのでやはり早く対処しなければなりません。

いずれの悪影響もこぼれた直後に正しい対処をしておけば、 油染みや汚染被害を小さくすることができます。

日頃からコンクリートへの油染みや汚染対策をして万が一の事故に備えておくことが非常に大切です。

 

駐車場のコンクリートへ車のオイルが漏れた現場【case1】

駐車場のコンクリートへ車のエンジンオイルが漏れてしまった現場の油染み防止・浄化作業です。

まだ本格的な油染みになる前、コンクリートへオイルが漏れた直後にバイオフューチャーへ連絡をいただきました。

その時点で最優先で行うべき「流出源を特定し流出は止める」は既に行っていた状態でしたので、除去作業と油染み対策を行いました。

当日のうちに赴いて行った浄化方法や油染みの対策方法をご紹介します。

 

①油の拡散を防止する

この駐車場の目の前には側溝があり、 ここにオイルが流れてしまうと油染みや汚染が一気に広がってしまう可能性があるため、 側溝にセルフェンスを設置しました。

流出した燃料の拡散の防止、コンクリートへの油染みの対策は早い段階で行うことが重要です。 セルフェンス

 

②コンクリートに染み込んだオイルを浮き上がらせる(油染み対策)

コンクリートへオイルがこぼれてからあまり時間は経っていなかったものの、 放置すると油染みになりそうな状態でした。

 

 

油染みにならないよう、コンクリートに染み込んだオイルを除去する為に、 油剥離能力が高い洗浄剤バイオエクセレントを噴霧しました。

その後効果をより出すために10〜20分程放置することで、 油染みになる前にコンクリートからオイルを浮き上がらせ除去しやすくします。

バイオエクセレントのバナー

③コンクリートへこぼれたオイルの回収

コンクリートへの油染み対策をしてオイルを浮かび上がらせたら、コンクリートの表面に残っているオイルと共に回収します。

コンクリートから浮かび上がらせてもきちんと回収しなければ油染みになってしまいます。

コンクリートにこぼれたオイルに対して油吸着分解剤オイルゲーターを撒布します。

オイルゲーターは粉状の油吸着分解剤で、オイルと接触することでオイルを内部に取り込み、油染みや汚染を防ぎます。油吸着分解剤オイルゲーター 油吸着分解剤オイルゲーターバナー

 

接触させることが重要なのでオイルゲーターを撒布した後は、 デッキブラシ等でゴシゴシこすることで、 コンクリートの細かい凹凸に入り込んだオイルも吸着し、油染みを防止します。

コンクリートに撒いたオイルゲーターとオイルを接触させた後、 オイルゲーターをほうきや掃除機で回収します。

オイルゲーターは天然成分でできており、中のオイルを分解します。

一度吸着したオイルは濡れたりしても再溶出しないので、油染みの心配もなく放置してもいいのですが、 駐車場のコンクリートということで回収をしました。

 

コンクリートに漏れたオイル除去・油染み対策のその後

コンクリートに広がったオイルに対して使用したオイルゲーターを回収した後は、 そこから臭いも油膜もすっかりなくなりました。

もしご連絡が遅ければ油染みになっていたかもしれませんが、コンクリートに油染みも無く、無事除去の完了です。

 

物流拠点でトラックからコンクリートへ燃料が漏れた現場【case2】

物流拠点で、トラックからコンクリートへ燃料が漏れてしまった現場の油染み防止・汚染浄化作業です。

コンクリートへ燃料が漏れてから数日経ってからご連絡をいただいたため、油染みができていた状態でした。

この現場で行ったコンクリートの油除去やこれ以上油染みを広げないための作業をご紹介します。

 

コンクリート油漏れイメージ

 

 

①コンクリートへの油の拡散を防止する(油染み・汚染対策)

物流拠点内でもあまり通らない場所でしたが、 こぼれた燃料の上を車が通り油染みや汚染が広がらないようにカラーコーンで封鎖し、 車が入って来ないようにします。

またコンクリートに油染みができるだけでなく、水に濡れて広がってしまう可能性もあるので、 排水溝の近辺数か所にセルフェンスを設置しました。

 

セルフェンス

 

 

②コンクリートへ漏れた燃料を回収する

ここでもコンクリートへ漏れた燃料に対してこれ以上油染みにならないよう、油吸着分解剤オイルゲーターを撒きます。

コンクリートへ広がった燃料と粉状のオイルゲーターが接触することで吸着するので、 燃料による汚れが見える箇所に満遍なく撒布して油染みが広がるのを防止します。

撒いた後は燃料とオイルゲーターを接触させるため、 油染みにならないようコンクリートをデッキブラシでゴシゴシ擦りました。

燃料とオイルゲーターを接触させたら、 掃除機やほうきでコンクリート上のオイルゲーターを回収します。

回収したオイルゲーターはトラック会社の方が焼却処分を行いました。

1つ目の事例の際にも説明しましたが、 オイルゲーターは放っておいても自然に戻りますし再溶出せず油染みにもならないので、 焼却処分も可能です。 油吸着分解剤オイルゲーター 油吸着分解剤オイルゲーターバナー

 

コンクリートに漏れた燃料除去後の油染みについて

オイルゲーターを回収して、ここでのコンクリートの油除去作業は完了です。

コンクリートへ燃料がこぼれてしまってから数日間経っていたので、 その分コンクリートへ油染みが残ってしまいました。

しかしそれ以上の油染みは防ぐことができ、臭いと油膜はすっかりなくなり、すぐに車が通れるようになりました。

 

コンクリートに油染みができないように素早い対応を!

コンクリートに油染みを作らないためには、素早い対応が大切です。

どれだけ早く対応できるかによって油染みや汚染の被害や対処の大きさが変わってきます。

逆にコンクリートに油染みができたり汚染する前に、 吸着材等で早めに回収できれば被害は非常に小さく抑えられます。

燃料や車を扱う方は普段から緊急時の備えを怠らず、油染みや汚染を防ぐ準備をしておくことを強くおすすめします。

バイオフューチャーには油染み・汚染対策ができる下記の製品をご用意しております。

  • 持ち運びや保管に便利なオイルゲーターの6kg缶
  • 緊急時の対策に必要な最低限の物をまとめたスピルキット

コンクリートではなく、床タイルの油汚れについてはこちらをご参考ください。

 

 

コンクリートの油染みは重曹で落とせるの?

スピルキットがない場合は、重曹などで代用できないかと思う方もいらっしゃると思います。重曹は油汚れに効果的な印象がありますよね。

コンクリートが油で軽く汚れてしまった程度であれば、重曹でもある程度除去することができます。しかし、大量に油が漏れた場合やコンクリートに染み込んでしまった場合は、重曹では対応することができません。

したがって、油染みになる前に、今回ご紹介したようなスピルキットや油除去アイテムをあらかじめご用意しておくことをおすすめします。

コンクリートの油染みは漂白剤で落とせる?

コンクリートに油が染みると黒く見えることがあります。したがって、漂白剤を使用すれば黒くなった部分を元に戻せるのではないかと考える方もいるでしょう。確かに、漂白剤は油汚れを落とす作用があります。

しかし、油染みを落とす際に酸性の漂白剤は使用してはいけません。なぜなら、酸性の洗剤全般がコンクリートを傷めてしまうおそれがあるからです。

漂白剤などの洗剤でコンクリートに付着した油を落とす際は、アルカリ性を使用しましょう。ただし、漂白剤を使用しても染み込んでしまった油を落とすのは難しいため、染み込む前に新聞紙などで油を吸い取ったあとに速やかに洗剤で洗い落としましょう。

コンクリートへの油漏れが起きたら油染みになる前にバイオフューチャーへ!

コンクリートへの油漏れにお困りの際や、 油染み・汚染対策をご検討の方はバイオフューチャーへご連絡ください。

バイオフューチャーではバイオによる油染み対策や汚染の浄化を行っており、 現場や予算に合った提案をいたします。

コンクリートへの油染みや汚染対策品の販売も行っていますし、 訪問可能な距離ならば油染みにならないようにすぐにバイオのプロが現場に赴き、浄化作業を行うことも可能です。

オイル漏れや油染み・汚染対策にお困りの際はバイオフューチャーへ一度ご連絡ください!

 

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