養豚場の糞尿処理
お客さまの課題と要望(どんなお悩み?)
日本国内で7000頭の豚を飼育している養豚場の現場。
汚水槽からは目が痛くなるような臭気と鼻を突くような強い臭気がしました。
更に排水のBOD、COD、SSの数値が非常に高いのも問題点です。
ここではBOD、COD、SSの数値を低減し、糞尿臭気の低減を行うことを目的とした処理を行いました。
解決方法(どのように解決したか?)
嫌気性の液体バイオ マイクロブリフトと汚泥の処理やBODやCODの低減が得意な液体バイオSTを使用しました。
1日に1回、第一現原水槽へマイクロブリフトを2ℓ、曝気槽へ液体バイオSTを2ℓ投入しました。
その他(その後の経過、注意提案など)
バイオ投入後からバイオが活発に活動し、アンモニアや硫化水素が分解されていました。悪臭も低減され、汚水の泡が細かくなり色も薄い茶色に変化していきました。1か月後には、BODは66%、CODは39%、SSは88%低減しました。