タンクローリーの横転事故について

タンクローリーの横転事故(三重県四日市市)について

 

7月15日午前6時半頃、四日市市小生町の国道477号線(湯の山街道)にて
タンクローリーが道路沿いのガードレールを突き破り転落し、
用水路に横転してしまうという事故が起こりました。

その際、軽油が約4000Lを漏洩しまったと言われています。
消防などは・吸着マット・オイルフェンス等で回収作業と発表しています。
参考:https://www.you-yokkaichi.com/2019/07/15/7498/

 

タンクローリーから軽油流出した際の影響

 

タンクローリーが横転し油が流出してしまった場合、
周りの土壌や河川・海に拡散してしまうのを防止しなければなりません。

油が環境に悪影響を及さないように、ということもそうですが、
その周辺で農業や漁業等を行っている方々の生活を脅かしてしまう可能性がある為です。
田畑や海へ油を流出させてしまいそこでの生産を行うことができなくなり、
生活を保障するため多額の損害賠償を支払うというケースも少なくありません。

 

軽油の回収、水質汚染、土壌汚染を防ぐには

 

油を流出させてしまった際はできるだけ被害を小さくするために、
迅速に対処を行わなければなりません。
油が用水路や排水溝を通り河川に辿り着いてしまうと一気に拡散してしまいます。

また土壌にこぼれてしまった場合も土壌を汚染しながら広がっていき、
地下水に到達してしまうとそこからも近くの河川を汚染してしまうことになります。

こういった被害を抑える為には事故を普段から想定し、
拡散を防ぐための油吸着材を備蓄しておくことが重要です。

例えばセルフェンスのようなフェンス状の油吸着材を用水路や排水溝に設置しておけば、
そこから河川に拡散してしまうことを防げますし、
土壌にこぼれた油に対してオイルゲーターのような粉状の油吸着材を使用することで、
土壌から地下水に油を浸透することを防ぐことができます。

繰り返しになりますが油が流出してしまった際はスピード勝負です。
何からすればいいかわからない場合や不明点がある場合は、
弊社に気軽にお問い合わせください。