水質改善の事例と対策方法を紹介!バイオ製剤で環境に優しく浄化

水質改善に関する事例・実績
バイオフューチャーでは、バイオ製剤を活用した環境に優しい水質改善に取り組んでいます。
バイオ製剤は微生物のはたらきを利用し、水質汚染の原因物質を分解して浄化を行います。そのため、人体や水生生物への悪影響が極めて少なく、安全性の高い浄化方法です。
ここでは、以下の二つの事例をご紹介します。
- ・池や湖沼の水質改善事例
- ・飲食店における厨房排水の水質改善事例
水質改善に大切なのは、一時的な処理ではなく継続した管理や対策です。このコラムでは事例のほかにも、水質汚染の原因や、効果的な対策について詳しく解説します。
池や湖沼の水質改善事例
まずご紹介するのは、寺院にある池の水質改善を行った事例です。
ご相談いただいた当初は水質汚染によってアオコが発生し、池の水は濁って底が見えない状態でした。
解決方法として使用したバイオ製剤は、嫌気性の「液体バイオ製剤マイクロブリフト」です。
池の大きさ(※)を考慮して1週間に1回200~250ml、これを6週間継続して投入しました。
(※)池の大きさは3m×2m×深さ0.2m
投入から一週間後にアオコがやや減少しましたが、まだ水は濁ったままの状態です。しかし、一か月半後に確認するとアオコはなくなり、約20cmの水底が目視できるまでに改善しました。
●バイオ製剤投入前の様子

●一週間後の様子

●一か月半後の様子

飲食店における厨房排水の水質改善事例
次にご紹介するのは、カフェにある厨房排水の水質改善を行った事例です。
店内にあるグリーストラップ内に油脂が溜まって悪臭がする状態でした。そこでバイオフューチャーがご提案したのは、悪臭の原因の除去と、グリーストラップ内の清掃の簡易化です。
ここで使用したバイオ製剤は、植物油や汚泥の分解に効果的な「レッドバイオ」と、セルロースなどを分解する「ST固形バイオ」です。それぞれ1つずつ投入した後、グリーストラップ内に浮上した油の回収に使用したのは「セルソーブ」になります。
その結果、清掃した翌週には悪臭は低減し、グリーストラップ内の排水は透明となり、底に溜まった汚泥も減少がみられました。また、セルソーブの使用によって、清掃にかける手間が減少したとのお声もいただきました。
次に、事例で使用したバイオ製剤について、詳しくご説明します。
事例で用いた水質汚染の改善方法
水質改善には事例で使用したバイオ製剤のほかに、機械などを利用して汚染物質を取り除く「物理的処理」や、薬剤を使用して有害物質の分解や無害化を行う「化学的処理」があります。
いずれも水質改善の方法として利用されていますが、高コストになる傾向が見受けられるだけでなく、水生生物への十分な配慮も必要です。
一方で、事例のバイオ製剤は費用が比較的安価であり、環境負荷も少ないため、持続的な使用も可能です。長期的な水質改善や、水質汚染を防止する対策として多くの方に選ばれています。
それでは、事例で使用した水質改善に効果的なバイオ製剤を詳しくご紹介します。
池や湖沼の水質改善に効果的なバイオ製剤
まずは、池の事例で使用したバイオ製剤を三つご紹介します。一つ目は「液体バイオ製剤マイクロブリフト」です。
こちらの製剤には12種類の嫌気性菌・好気性菌が配合されていて、使用環境の酸性・アルカリ性の高低や、光・空気の有無に関係なく使用できます。事例のように、アオコが発生して酸素が届きにくい水底でも活性を維持し、水質悪化の原因となる汚泥や有機物を着実に分解します。
二つ目は「液体バイオ製剤FM」です。
こちらは好気性のバイオ製剤で、水中の富栄養化の原因となるリンや窒素の分解を得意とします。
ほかにも、汚泥の分解やBOD(生物化学的酸素要求量)・COD(化学的酸素要求量)・SS(浮遊物質量)、悪臭の低減に効果的です。
最後は「液体バイオ製剤ST」です。今回の事例では使用しておりませんが、湖沼の水質改善に効果的なバイオ製剤になります。
こちらも好気性のバイオ製剤となり、植物や落ち葉に含まれる有機物や汚泥の分解を、微生物によって促進します。
前述した「液体バイオ製剤マイクロブリフト」「液体バイオ製剤FM」と併用すれば相乗効果が高まり、効率的な水質改善が可能です。
水質改善に効果的なバイオ製剤については、以下のページで詳しく解説していますので、ご覧ください。
グリーストラップの清掃に効果的なバイオ製剤
次に、飲食店の事例で使用した、グリーストラップの清掃に効果的なバイオ製剤を四つご紹介します。
一つ目は「GT固形 レッドバイオ」です。
こちらの製剤は、動植物油脂や汚泥を分解し、グリーストラップ内の配管詰まりを抑制する効果があります。投入するだけで使えるため、手軽に効果を発揮したい場合におすすめです。
二つ目は「ST固形バイオ」です。
こちらの製剤はセルロースや汚泥を分解して、悪臭を低減する効果があります。使い方は「GT固形 レッドバイオ」と同じく投入するだけです。
三つ目は「セルソーブプラス」です。
こちらの製剤は、水を弾いて油だけを吸着する「油吸着材」になります。使い方は非常に簡単で、浮上油の上に撒き、油を吸着したら網などで回収するだけです。水中に沈殿しにくいため、効率的に浮上油の回収が行えます。
最後は「モップアンドトリート」です。
こちらの製剤は、今回ご紹介した事例では使用しておりませんが、グリーストラップの清掃に非常におすすめです。配管にこびりついた油や沈殿した汚泥の剥離・分解をし、水に溶かして使用できるため、モップでの床掃除や、スプレーボトルに入れて局所的な清掃にも役立ちます。
グリーストラップの清掃について、下記のコラムでも詳しく解説しています。
事例から学ぶ!水質が悪化する主な原因と対策
水質改善の事例として池と厨房排水のケースをご紹介しました。これらの水質が悪化する主な原因には「家庭や工場の排水による富栄養化」と「油や生ごみの処理不足」の二つがあります。
多くの自治体や企業では水質悪化を防ぐ取り組みが行われていますが、水質保全には個人の取り組みや日常的な管理も欠かせません。
水質悪化がどのようにして起こるのか、原因を理解して、適切な対策をとるように意識することが大切です。それでは詳しく解説します。
家庭や工場の排水による富栄養化
家庭や工場から排出される窒素やリンは、河川や湖沼の富栄養化を加速させる要因です。
富栄養化となった水中は藻の栄養分が豊富になり、やがて異常繁殖を引き起こして事例のような水質汚濁を招きます。
富栄養化が深刻になれば、水質改善にかかる費用や時間が増加します。富栄養化を防ぐためにも、工場排水の対策としては、窒素やリンを取り除く処理設備の導入を行い、生活排水の対策としては、単独処理浄化槽の切り替え処理などが効果的です。

油や生ごみの処理不足
油や生ごみの処理不足も水質悪化の原因です。
油は下水管内で凝固や詰まりを引き起こす可能性があります。さらに、河川に流れ込むと水面を覆って酸素供給を妨げ、水生生物にとって悪影響を及ぼします。
また、生ごみは腐敗する過程で有害物質を放出するため、有機物の分解によって水中の酸素濃度が低下します。水生生物の生育環境の悪化だけでなく、悪臭の原因になることも少なくありません。
水質改善のためには、油や生ごみの適切な処理が大切になります。油は廃油処理機の使用や凝固剤で固めて燃えるゴミとして出したり、生ごみは堆肥として活用したりするなどの対策が必要です。
環境に配慮した水質改善に対応いたします
今回は池や湖沼、厨房排水における水質改善の事例と、効果的なバイオ製剤についてご紹介しました。水質改善には、水質が悪化した原因を見極め、適切な対策が大切です。

バイオフューチャーでは、問題となっている現場を丁寧に検証し、最適な水質改善の方法をご提案します。
また、バイオ製剤は環境や生態系への負荷も少ないため、安全に持続した水質改善が可能です。一時的な水質改善ではなく、バイオ製剤の継続的な使用は、水質汚染の予防にもつながります。
湖沼や池、厨房排水など、水質改善の解決策をお探しの方は、ぜひバイオフューチャーにご相談ください。






